余命三年時事日記

余命プロジェクトチーム

いまやインターネットで検索すると、韓国に関するさまざまな情報を扱ったブログがそれこそ星の数ほどヒットする時代。純粋に文化や料理、旅日記などが中心の穏健な内容のもののあるが、圧倒的に多いのがいわゆる「嫌韓」「反韓」を謳ったブログである。それも、現代韓国の政治、外交などを冷静に分析した学術的要素のあるものではなく、韓国人が世界中で行っている反日・侮日行為、米グレンデール市をはじめとした海外における慰安婦像設置の動き、日本国内での在日韓国人による凶悪な犯罪や脱税、生活保護詐取といった不正行為を、唾を飛ばさんばかり強烈かつ冷笑的に指弾しているのが特徴的だ。それはブログに限らず、2ちゃんねる、Q&Aサイト、ポータルサイトなどへの書き込みも同様。「韓国」とだけグーグル検索しても、トップ10にそういった記事がずらりと表示されることからも、いかにインターネットの世界で嫌韓が進んでいるかわかるというものであろう。

「余命三年時事日記」もそうしたブログのひとつ。私はこれまで知らなかったのだが、記事数だけでも2000を超える巨大ブログとのことで、政治・経済・軍事にわかってかなり詳細に切り込んでいるほか、関係省庁に在日特権廃止を訴えるメールを送るなどの行動や、反日弁護士や学者、メディア、ヤクザ、似非右翼に至るまでのあぶりだしリストを作成するといった、とにかく在日が嫌がる情報が満載なブログだという。2015年11月現在で、書き込みや検索ができない状況となっているとのことで、情報遮断をせざるを得ないほどその筋が相当警戒しているということだろう。当ブログは、その前身を2011年の学生による日本人覚醒プロジェクトに持ち、2014年に初代余命氏が没した後、既出記事の拡散と遺稿記事の出稿を余命プロジェクトして引き継いできたものである。

一読して感じたこととして、テレビや新聞などでは決して報道されない在日韓国人に関する情報が充実しているということ(意図的にそう編集したということもあるが)。戦後の混乱期から現在に至るまで、不逞行為により獲得した、いわゆる在日特権を糾弾しつつ、改正入管法やマイナンバー制度で、これまで通名でやりたい放題だった在日が終焉を迎えると指摘。韓国政府が在日韓国人男性への兵役賦課を求めていることと相乗し、今後在日韓国人男性は韓国籍を選択したら日本の永住資格は取り消し、在日として生きる場合は韓国からの棄民的嫌がらせと生活保護不正受給ができなくなるとのことだ。また、インターネットの普及により、彼らの1世がいかな残虐行為をしたか、現在の在日がいかな無法、不法行為を繰り返しているかが満天下にさらけ出され、ますます在日が追い詰められていると語る。

本書はブログを閲覧できるネット民向けではなく、インターネットをあまり活用しない層に向けて編まれたということで、ネットを通してある程度の韓国情報に触れている私にとって、それほど新味のあるものではなかった。ただ、妄想ブログと揶揄されることもある当ブログの見通しがことごとく的中していることを考慮すると、そのリソースは確かなものであると言え、韓国ウォッチャーであればチェックしておくべきものと言えるのではないだろうか。


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