一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

内田 樹・中田 考

国民国家がいま解体過程に入っている。国民国家とは、国境線があり、常備軍と官僚群を備え、言語や宗教、生活習慣、伝統文化を共有する国民たちがそこに帰属意識を持ち、相互扶助的なしかたで共生している共同体のことを言うが、その国民 … 続きを読む

世界が憧れる 天皇のいる日本

黄文雄

神代の時代から今日まで続く日本の天皇は世界唯一の存在である。人類史上、ほかのどのような文明圏や国家、民族にも日本の天皇のような存在はない。文明の栄枯盛衰、国家の興亡にともなって、主力民族が交替するたびに最高の権力者も変わ … 続きを読む

バカの国 ~国民がバカだと国家もバカになる~

KAZUYA

「国民がバカだと国家もバカになる」というサブタイトルが本書のすべてを物語っている。バカな国民とはどういう人たちのことを指すのかというと、別に国際学習到達度調査で下位に甘んじている人たちのことではなく、自分の国のことを大切 … 続きを読む

クールジャパンの嘘―アニメで中韓の「反日」は変わらない

古谷経衡

アニメや漫画などに代表される日本の大衆文化を「クールジャパン」と命名し、日本の外交力やブランド力を高めるソフト・パワーとして国際的浸潤を政府が推し進めていこうという試みが行われている。民間の技術と創造力が結集されたコンテ … 続きを読む

学校では絶対に教えてくれない 僕たちの国家

三橋貴明

「国民が国家を意識しなくなっている」。自国の歴史をはじめ国旗や国歌を尊重することは当然であるということが世界の常識であるはずなのに、日本においてはかつてアジア各国を侵略したという例の自虐史観のもと、自国に誇りを持たせない … 続きを読む

反日プロパガンダの近現代史:なぜ日本人は騙されるのか

倉山満

日本人はこんなに真面目なのに、なぜ世界の中で認められないのか。戦前は富国強兵に励んで文明国になり、日露戦争に勝って一等国になったと思ったら、あっという間の転落。戦後は敗戦の焼け野原の中から復興し経済成長をしたら「エコノミ … 続きを読む

女子と愛国

佐波優子

ここ数年で、シュプレヒコールをあげながら繁華街を練り歩く一団を目にする機会が多くなった。メディアで主に取り上げられるのは反原発・脱原発を訴える集団であるが、注目すべきは日の丸を掲げ「日本を守ろう!」とか「日本は素晴らしい … 続きを読む

まともな日本再生会議:グローバリズムの虚妄を撃つ

中野剛志、柴山桂太、施光恒

バブル経済が崩壊してから現在に至るまで、「改革! 改革!」の大合唱のもと、日本社会のさまざまな制度や慣行の変革が行われるようになった。その改革の下敷きとなるものが「グローバル・スタンダード」。日本はその旗印のもと、世界の … 続きを読む

反日メディアの正体 「戦時体制(ガラパゴス)」に残る病理

古谷経衡

国益に反した報道をしばしば繰り返すとして、テレビや新聞をはじめとする日本の大手マスメディアは「反日メディア」だ糾弾する声が強まっている。著者の古谷経衡氏はこうした反日報道を垂れ流す源泉には2つの潮流があるとして、「確信的 … 続きを読む

震災ゴジラ! 戦後は破局へと回帰する

佐藤健志

2011年3月の東日本大震災を受け、「戦後」が終わり「災後」が始まる、と語る向きがある。「災後」とは聞き慣れない言葉だが、要するに、大東亜戦争後の戦後、ここで言う第一の戦後が東日本大震災により集結し、そこから新たな戦後、 … 続きを読む