撃墜王は生きている!

井上和彦

撃墜王。かつての日本軍にはこう呼ばれる英雄たちがいた。零戦や飛燕といった戦闘機を駆り、次々と敵機を撃ち墜していった彼らは、当時子供たちの憧れだった。しかし、戦後その称号はいつしか死語となっていった。日本を占領統治したGH … 続きを読む

幻庵 上

百田尚樹

江戸時代後期、文化・文政時代から幕末にかけての囲碁界を舞台に、碁界最高権威「名人碁所」の座をめぐる天才棋士たちを描いた物語。本因坊家、安井家、井上家、林家といった4つの家元が、天上人とも称される「名人」を排出し、さらに将 … 続きを読む

米中もし戦わば

ピーター・ナヴァロ

もしアメリカと中国が戦争をするとしたら、どのようなシチュエーションが考えられるか。その発端から経過、終戦に至るまでのさまざまなシミュレーションが関係各所でなされているが、当然のことながら机上で現実性が高いと見積もられた予 … 続きを読む

今こそ、韓国に謝ろう

百田尚樹

韓国に対するすべての補償は、1965年の日韓基本条約と同時に締結された日韓請求権・経済協力協定において、最終的かつ完全に済ませているにも関わらず、年を追うごとにますますヒステリックに謝罪と賠償を叫ぶ韓国人の姿を見て、なん … 続きを読む

日本人だからこそ「ご飯」を食べるな 肉・卵・チーズが健康長寿をつくる

渡辺信幸

太ったり病気になったりするのは、本来食べるべきものを避け、控えるべきものばかり食べている食生活が原因。肉食動物であるライオンが葉っぱや木の実を食べているのと同じだから、そのうち体調を崩してしまうのも当然だ。ヒトは、食事か … 続きを読む

図説アーサー王物語

アンドレア・ホプキンズ

まずアーサー王伝説とは何か、という問いかけから始まる。それは西暦5、6世紀頃に生きたイギリスのある国王の歴史的記録とされているが、そもそも記録自体少なく、たとえ存在している場合でも、事実を述べたものと考えるわけにはいかな … 続きを読む

国民のための日本建国史

長浜浩明

「弥生時代には、水田稲作や青銅器、鉄器などさまざまな文化を持つ集団が、大陸から波状的に渡来したと考えられている。彼ら渡来系弥生人が列島内を拡散、先住民の縄文人の子孫たちと混血を繰り返して生まれたのが、日本民族だ」。こうし … 続きを読む

あなたの中の異常心理

岡田尊司

人間は二面性を抱えた生き物だ。そうした本来的な二面性を理解せずに、無理に正しさだけを求めると、まるで逆のことが起きる場合もしばしばである。二面性をありのままに受け止められたとき、むしろ二面性はやわらぎ悪を求める心は力を失 … 続きを読む

戦争にチャンスを与えよ

エドワード・ルトワック

「戦争には目的がある。その目的は平和をもたらすことだ。人間は人間であるがゆえに、平和をもたらすには、戦争による喪失や疲弊が必要になる」。著者のエドワード・ルトワック氏は、これを論文「戦争にチャンスを与えよ」の主軸とし、外 … 続きを読む

火花

又吉直樹

熱海の花火大会会場の一角で、「僕」は漫才を披露していた。その漫才は、花火大会に華を添えるため企画されたものだったが、観客は若手芸人らを一顧だにせず観覧会場へ向け足早に通り過ぎていくだけだった。それ以前に、祭りのお囃子と花 … 続きを読む