奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき

ジル・ボルト・テイラー

著者のジル・ボルト・テイラー博士は、とある事故に見舞われる前、ボストン郊外にあるマックリーン病院の構造神経科学研究所にて、統合失調症の生物学的な基礎を探る研究に熱を入れていた。また、NAMI(全米精神疾患同盟)の若き理事 … 続きを読む

プラチナデータ

東野圭吾

警視庁特殊解析研究所で、どんなに迷宮入りしそうな完全犯罪でも、たちどころに犯人を絞り込めてしまう画期的なシステムの研究が進められていた。犯人の分析物からDNA情報を解析し、データベースに登録された親族のDNAと照合するこ … 続きを読む

米中抗争の「捨て駒」にされる韓国

鈴置高史

韓国の米中二股外交が破綻を迎えている。在韓米軍に国土を守ってもらいながら、その一方で中国に傾斜していった韓国。そのあまりに露骨な二股ぶりに米国が怒り出した。離米従中路線の言い訳に使ってきた「慰安婦問題」は2015年末の日 … 続きを読む

中国4.0 暴発する中華帝国

エドワード・ルトワック

2000年以降の中国は「チャイナ1.0」「チャイナ2.0」「チャイナ3.0」というように、ここ15年の間に3度も政策を変更してきた。英国の対外政策は30年ごと、ドイツは50年ごと、ソ連は30年ごと、プーチンのロシアは20 … 続きを読む

ヒトラーとナチ・ドイツ

石田勇治

第一次大戦後、敗戦処理と多額の賠償金に苦しむドイツ国内において、反ユダヤ主義極右政党ドイツ労働者党にアドルフ・ヒトラーはいた。のちの国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の立役者であるヒトラーの武器は、その卓越した弁説。最 … 続きを読む

大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか

加瀬英明

1919年、パリにおいて第一次大戦のベルサイユ講和会議が開催された。国際連盟憲章が起草された際、日本全権団が人種平等の原則を盛り込むように提案したにもかかわらず、アメリカ、イギリス、フランス、オランダなどの植民地諸国によ … 続きを読む

スターリンの対日情報工作

三宅正樹

スターリンの対日工作としては、リヒャルト・ゾルゲの諜報活動がもっともよく知られている。しかし、スターリンの側では、特に1941年6月の独ソ開戦直後に、日本がソ連への武力攻撃に踏み切るかどうかを判断するに際して、ゾルゲの情 … 続きを読む

生きて帰ってきた男――ある日本兵の戦争と戦後

小熊英二

1944年11月、小熊謙二は、陸軍二等兵として入営のため野戦重砲兵大八連隊の兵舎に出頭。そこで世話役の古参兵から「お前たちは満州行きだ」と告げられる。謙二らは軍用列車、輸送船を乗り継ぎ、12月下旬に牡丹江に駐屯していた電 … 続きを読む

世界史で学べ! 地政学

茂木 誠

世界史を正義の実現と見る「理想主義」とは真逆の立場を「現実主義(リアリズム)」という。「歴史には正義も悪もない。各国はただ生存競争を続けているだけだ」という見方だ。つまり、第二次世界大戦は列強の勢力争いであり、連合国が勝 … 続きを読む

嘘だらけの日英近現代史

倉山 満

ヨーロッパが世界に中心になる契機となった七年戦争。イギリスの外相として戦争指導にあたったウィリアム・ピット(大ピット)は、海洋戦略重視を掲げ、新大陸とインドこそイギリスが大英帝国として飛躍する天王山と定めた。旧大陸では「 … 続きを読む