お金の流れでわかる世界の歴史

大村大次郎

世界史の中でお金、富、財がどう蓄積され、どう流れていったのか。著者の大村大次郎氏は、序章にて、これを本書のテーマとしたとしているが、やはり「お金」こそが世界史をつくったと言いたかったのではないか。そう思えるほど、財や富を … 続きを読む

世界同時 非常事態宣言~トランプ以後の激変が始まった!

三橋貴明、渡邉哲也

経済評論家の三橋貴明氏と渡邉哲也氏が「トランプ以後の世界」をキーワードに、グローバリズムがはびこる不可解な世相を縦横に論じる。2017年2月に就任したドナルド・トランプ米大統領は、実行すると公約してきた移民対策、オバマケ … 続きを読む

まちづくり×インバウンド 成功する「7つの力」

中村好明

「インバウンド」とは、外国人が訪れてくれる旅行のことであり、要するに外国人による訪日旅行のこと。そもそもインバウンドという言葉自体、観光業界関係者しか知らない言葉だったのだが、中国人による「爆買い」により一般レベルにまで … 続きを読む

嘘だらけの日仏近現代史

倉山 満

「フランス」と聞けば、誰でもその文化、歴史、風俗に優雅なイメージを思い浮かべるところだが、本書の著者倉山満氏によればまったくの皮相的な思い込みにすぎないという。曰く、フランスの三法則「根性、孤高、勝利」。フランスは戦争で … 続きを読む

日本が全体主義に陥る日 ~旧ソ連邦・衛星国30ヵ国の真実

宮崎正弘

ソ連が崩壊し15の国に分裂してから四半世紀が経過し、その衛星国と呼ばれた15の国もそれぞれ独自の道を歩み出している。米レーガン政権が「悪の帝国」と呼んだ全体主義国家ソ連が潰えたことは「西側、自由主義陣営」の勝利と称えられ … 続きを読む

ユダヤ人ならこう考える! お金と人生に成功する格言

烏賀陽正弘

旧約聖書に「格言に親しみなさい。それによって多くの教訓が得られる」とあるように、ユダヤ人は古くから格言の効用と重要性を熟知していた。それだけ格言を愛した、極めて長い歴史と伝統があるわけだ。また、ユダヤ人はパレスチナの地を … 続きを読む

中国が喰いモノにするアフリカを日本が救う

ムウェテ・ムルアカ

10億以上の人口を抱え、年平均5%を上回る経済成長を続け、さらには地下に豊富な天然資源が眠っているアフリカ大陸。「ラストフロンティア」と呼ばれはじめてから数十年たったいまも、世界各国の政府や企業、投資家の注目を集めている … 続きを読む

問題は英国ではない、EUなのだ

エマニュエル・トッド

2010年以来、グローバリゼーションのダイナミズムが底をつきはじめている。しかも、その兆候が、アメリカとイギリスというグローバリゼーションを発生させた2つの国を例外とせず、むしろとりわけこの2国で現れてきている。アメリカ … 続きを読む

国際法で読み解く世界史の真実

倉山 満

国際法とは、文明国間が文明を守るためにつくられた法のこと。その文明とは、「人を殺してはならない。ましてや惨たらしく人を殺してはならない」を立脚点とする法の体系。では、文明とは何なのか。キリスト教徒あるいは白人が、非キリス … 続きを読む

映画術 その演出はなぜ心をつかむのか

塩田明彦

映画において、観るものを魅了する人物はどうのように描かれるのか。その作業における根本となるのが「動線」の設定である。監督は撮影現場に入ったとき、まず「動き」を見る。光の加減だとか、広さだとか、一軒家だったらそれは中産階級 … 続きを読む