ニッポン景観論

アレックス・カー

日本の伝統的な風景とは何かと聞かれたら、何となく「桜」「富士山」「お城」などが思い浮かぶ。だが、実際に駅を出て真っ先に飛び込んでくる風景は、そこらかしこに林立する看板や極彩色のネオンサイン、パチンコ店の大型ビジョンだった … 続きを読む

夏への扉

ロバート・A・ハインライン

「ベル・ダーキンも――そしてマイルズ・ジェントリーもいない世界、いやベルだけはぜったいにいない世界が来るまで、まどろみつづけることができるのだ。ベルが死んで埋葬されてしまえば、あいつを忘れることができる、あいつがぼくにし … 続きを読む

亡国の農協改革 ――日本の食料安保の解体を許すな

三橋貴明

協同組合として利益を追求する株式会社とは異なる理念に基づき、地元コミュニティにサービスを提供している農業協同組合(農協)。その農協は、協同組合の事業コンセプトに則り、各種の事業、あるいは各地区の事業をバランスさせ、トータ … 続きを読む

神社に秘められた日本史の謎

新谷尚紀

神社とは何か。正月の初詣や七五三といった単なる年間行事の舞台だろうか、あるいは「困った時の神頼み」と言われるように危地に陥った際に他力本願を期すための場所だろうか。ある意味では当たっているだろう。だが、古墳時代前期(4世 … 続きを読む

騙されてたまるか 調査報道の裏側

清水 潔

「調査報道」とはいったい何だろうか。一般的な定義によると、「当局者による発表に依拠することなく、独自の問題意識をもって、隠れている・隠されている事象を掘り起こし、報道すること。特に権力の不正や不作為などを対象とし、その時 … 続きを読む

光と影の法則 完全版

心屋仁之助

主人公の裕子は、旅行代理店に務めるキャリアウーマン。部内で主任を任されるほどバリバリ仕事をこなし、周囲から一目置かれた存在であると裕子自身は思っていた。だが、上司が矢嶋に替わってからというもの、仕事に行き詰まるようになっ … 続きを読む

「独り相撲」で転げ落ちた韓国

鈴置高史

「日本を貶めることで国民からの喝采を得る」「日本との関係が悪いからと言い募り、米国の反中包囲網に加わらない言い訳にする」「中国のお先棒を担ぐことでその歓心を買うと同時に、反日・卑日の威力を増す」。韓国はこの3つの反日・卑 … 続きを読む

ルーズヴェルト・ゲーム

池井戸潤

本書のタイトルとなっている「ルーズヴェルト・ゲーム」とは、8対7で競り合っている野球の試合のこと。野球でいちばん面白いスコアとされ、アメリカのフランクリン・ルーズヴェルト大統領が言ったというのがそもそもの起源ということだ … 続きを読む

真・戦争論 世界大戦と危険な半島

倉山 満

明治時代の政治家、小村寿太郎が、駐露公使に宛てた1本の電報がある。その大意は、「マケドニア問題の趨勢を注意深く観察し、わが国にとって利害関係のある事態の進展があるときは遅滞なく報告せよ」というものだった。日本からはるか遠 … 続きを読む

超インフラ論 地方が甦る「四大交流圏」構想

藤井 聡

インフラとは、英語でいうインフラストラクチャー、つまり「下部構造」のこと。社会、経済、行政を下から支えるものすべてを意味し、日本最大のインフラこそが「国土」だ。私たちは、この国土にさまざまに手を加えて都市をつくり、地域を … 続きを読む