十字軍物語

塩野七生

11世紀終盤、イスラム教徒の支配下にあった聖都イェルサレムを奪還するため、ローマ法王の呼びかけにより十字軍が提唱されヨーロッパ諸国の有力諸侯がオリエントへと旅だった。以後、イェルサレムをめぐって約二百年間にわたって争われ … 続きを読む

国難の正体――日本が生き残るための「世界史」

馬渕睦夫

「人・物・金」の行き来を自由にするグローバリズムの美名のもと、国境を消滅させ各民族を均質化することで、ある特定層だけが世界を支配する計画が現在進行形で行われている。その特定層こそが、国際主義の名を借りた共産主義者であり、 … 続きを読む

世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統

岡田英弘

この本は、各国史を年表に従ってエピソードごとに分けて記述した豆知識的な本ではない。歴代王朝の皇帝が持つ「正統」を金科玉条とした中国史(司馬遷の『史記』)と「ヨーロッパとアジアの対立」を軸にした西洋史(ヘロドトスの『歴史』 … 続きを読む

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