神社に秘められた日本史の謎

新谷尚紀

神社とは何か。正月の初詣や七五三といった単なる年間行事の舞台だろうか、あるいは「困った時の神頼み」と言われるように危地に陥った際に他力本願を期すための場所だろうか。ある意味では当たっているだろう。だが、古墳時代前期(4世 … 続きを読む

日本史の謎は「地形」で解ける

竹村公太郎

歴史の教科書には「1603年、関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は江戸に幕府を開いた」という記述はあるが、“なぜ”それまで日本の中心だった大阪や京ではなく江戸だったのかについての説明はない。豊臣秀吉によって一方的に命令された … 続きを読む

西郷隆盛

池波正太郎

幕末から明治維新、そして征韓論争の末に下野し、西南戦争で散った西郷隆盛の生涯を綴った一冊。時代小説の名手、池波正太郎が激動の幕末明治期の日本を俯瞰しながら、時代の立役者として東奔西走した西郷の生き様を描く。 ただ、やはり … 続きを読む

新島八重 愛と闘いの生涯

吉海直人

幕末の会津藩に生まれた八重は、「ならぬことはならぬ」を訓戒とした厳しい教育方針の中でも、勝ち気で男勝りな性格により奔放な少女時代を送る。やがて戊辰戦争が勃発し会津に戦火が及ぶと、先の鳥羽伏見で戦死した弟の戦装束を身につけ … 続きを読む

日本の歴史 本当は何がすごいのか

田中英道

事件や戦乱中心ではなく、主に美術・文学面から見た日本人の成り立ちを、古代から現代までの通史としてなぞらえた好著。文化(西洋にも大陸にもない独自性)、宗教(神道と仏教の習合)、自然観(もののあわれ、わびさび)、天皇(125 … 続きを読む

司馬遼太郎

幕末期の越後長岡藩藩士・河井継之助は、ろくに出仕もせず論客を求め他国を周遊してばかりという、いわゆる藩の鼻つまみ者。そんな継之助ではあるが、時代の移り変わりを肌で感じ取り、藩を思い、そして自らの志を貫くことには誰にも負け … 続きを読む