中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う

北野幸伯

「日中戦争は、もうはじまっています」という書き出しでスタートする本書。中国崩壊論や日本絶対主義を謳う本が書店を賑わしている昨今、とりとめて過激な言い方には聞こえなくなっているかもしれない。いや、聞こえなくなっているという … 続きを読む

米中もし戦わば

ピーター・ナヴァロ

もしアメリカと中国が戦争をするとしたら、どのようなシチュエーションが考えられるか。その発端から経過、終戦に至るまでのさまざまなシミュレーションが関係各所でなされているが、当然のことながら机上で現実性が高いと見積もられた予 … 続きを読む

マスコミが報じないトランプ台頭の秘密

江崎道朗

周知の事実であるが、2016年11月8日のアメリカ大統領選挙で、民主党のヒラリー・クリントン候補を破り、共和党のドナルド・トランプ候補が当選。そして、今年1月20日、トランプ氏は正式に第45代アメリカ大統領に就任した。政 … 続きを読む

孤立する韓国、「核武装」に走る

鈴置高史

地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)の在韓米軍基地への配備をきっかけに、韓国が親米派と親中派に分裂した。米中を競わせ、双方から利を得るという朴槿恵大統領の二股外交がもろに裏目に出た結果だ。韓国は米国との同盟を続け … 続きを読む

米中抗争の「捨て駒」にされる韓国

鈴置高史

韓国の米中二股外交が破綻を迎えている。在韓米軍に国土を守ってもらいながら、その一方で中国に傾斜していった韓国。そのあまりに露骨な二股ぶりに米国が怒り出した。離米従中路線の言い訳に使ってきた「慰安婦問題」は2015年末の日 … 続きを読む

大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか

加瀬英明

1919年、パリにおいて第一次大戦のベルサイユ講和会議が開催された。国際連盟憲章が起草された際、日本全権団が人種平等の原則を盛り込むように提案したにもかかわらず、アメリカ、イギリス、フランス、オランダなどの植民地諸国によ … 続きを読む

「中国の尻馬」にしがみつく韓国

鈴置高史

2015年秋、日本と韓国は完全に異なる道を歩き始めた。日本は安全保障関連法を成立させ、米国をはじめアジア・太平洋諸国とTPPの創設に合意。いずれも米国や「海のアジア」と手を組み、膨張する中国を封じ込めるのが目的だ。一方の … 続きを読む

日本人が知らない地政学が教えるこの国の針路

菅沼光弘

日本では、安全保障の問題を憲法違反だとか違反ではないとか、国内法的な観点からのみ議論している。だが、いま議論しなければならないことは、第一に、日本を取り巻く東アジアの政治・軍事情勢が、経済問題を含めてどうなっているかとい … 続きを読む

アメリカの戦争責任

竹田恒泰

「東京では家はもちろん、犬コロまでB-29で、軍需工場でもないところまで非戦闘員を爆撃したではないか。広島と長崎には原爆を落とした。これは一体どうしたことだね。世界の道義に訴えて世論を喚起すべき性質のものであろう。トルー … 続きを読む

夏への扉

ロバート・A・ハインライン

「ベル・ダーキンも――そしてマイルズ・ジェントリーもいない世界、いやベルだけはぜったいにいない世界が来るまで、まどろみつづけることができるのだ。ベルが死んで埋葬されてしまえば、あいつを忘れることができる、あいつがぼくにし … 続きを読む