コミンテルンの謀略と日本の敗戦

江崎道朗

1917年に起きたロシア革命によってソ連という共産主義の国家が登場した。ソ連は「コミンテルン(共産主義インターナショナル)」という世界の共産主義者ネットワークを構築し、世界「共産」革命を目指して各国に対する工作を仕掛けた … 続きを読む

モサド・ファイル――イスラエル最強スパイ列伝

マイケル・バー゠ゾウハー、ニシム・ミシャル

イスラエルの諜報機関モサド。国外での秘密情報収集や破壊工作活動、時には外交の裏方を務めることもあり、欧米の多くの情報組織が通信傍受や衛星写真などに重きを置く時代に、いまだ旧来のスパイ活動による情報収集を続けている。これが … 続きを読む

元ドイツ情報局員が明かす 心を見透かす技術

レオ・マルティン

著者のレオ・マルティンは元ドイツ連邦情報局員。麻薬密売組織や窃盗グループなど、ドイツ社会や市民を脅かす犯罪組織の解明することを目的に、主に情報提供者、つまりスパイをスカウトすることを専門に活躍してきた男だ。情報提供者とい … 続きを読む

あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ

鳴霞

「中国」と聞いて、中華料理や万里の長城、紫禁城、三国志、パンダなど、歴史や文化に根ざしたものを連想するのは、一般的な日本人として極めて普通の反応であると思う(パンダはチベット原産ではあるが)。それはいい。だが、「中共(中 … 続きを読む

インテリジェンス: 国家・組織は情報をいかに扱うべきか

小谷 賢

身の回りに散らばっている生の情報である「インフォメーション」に対し、使うために何らかの判断や評価が加えられた情報と定義される「インテリジェンス」。本書は、国家が国益を追求する際の指針となるべき行動規範(=インテリジェンス … 続きを読む

ドキュメント秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの344日

竹内明

日本国内で諜報活動を行うロシア人機関員を追い続ける、警視庁公安部外事一課四係。所轄の婦警がロシア大使館公用車を偶然発見したことがきっかけで、ロシア人機関員が自衛隊幹部と接触して内部情報を得ている事実を掴み、その後約1年に … 続きを読む