真・戦争論 世界大戦と危険な半島

倉山 満

明治時代の政治家、小村寿太郎が、駐露公使に宛てた1本の電報がある。その大意は、「マケドニア問題の趨勢を注意深く観察し、わが国にとって利害関係のある事態の進展があるときは遅滞なく報告せよ」というものだった。日本からはるか遠 … 続きを読む

漂流するトルコ―続「トルコのもう一つの顔」

小島剛一

フランス・ストラスブールを拠点に、トルコの少数民族の言語を追い続けている言語学者・小島剛一氏による実録記。主にトルコ東部に住むラズ人、ヘムシン人、クルド人、ザザ人などの言語を研究対象としている小島氏だが、研究調査活動の最 … 続きを読む