スターリンの対日情報工作

三宅正樹

スターリンの対日工作としては、リヒャルト・ゾルゲの諜報活動がもっともよく知られている。しかし、スターリンの側では、特に1941年6月の独ソ開戦直後に、日本がソ連への武力攻撃に踏み切るかどうかを判断するに際して、ゾルゲの情 … 続きを読む

日本人の知らない「クレムリン・メソッド」-世界を動かす11の原理

北野幸伯

著者の北野幸伯氏は、あとがきにて以下のようなメッセージを読者に送る。「世界に誇れる自立国家日本をつくっていくためには、私たち自身がこの国の主権者として、世界の大局を理解し、日本を正しい方向に導いていく力を身に付けなければ … 続きを読む

歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ

産経新聞社

朝日新聞は、平成26年8月5日と6日の特集「慰安婦問題を考える」で、いわゆる従軍慰安婦問題の発端となった吉田証言は虚偽と判断して取り消した。吉田証言とは、自称・山口県労務報国会下関支部動員部長の吉田清治による証言のことで … 続きを読む

「第5の戦場」 サイバー戦の脅威

伊東 寛

コンピュータとインターネット技術を中心とする、いわゆるサイバー技術を利用するようになって、私たちの生活はとても便利になった。だが、電気や通信、交通といった重要な社会インフラがネットワーク化されるにつれ複雑化、多様化し、次 … 続きを読む

知の武装: 救国のインテリジェンス

手嶋龍一・佐藤優

インテリジェンスとは、国家の舵取りを委ねられた指導者がその命運をかけて下す決断の拠り所となる情報を意味する。よくマスコミが「予期せぬドラマ」「世紀の大逆転」などと大げさな見出しを掲げて報じるニュースの背景には、こうしたイ … 続きを読む

インテリジェンスのない国家は亡びる―国家中央情報局を設置せよ!

佐々淳行

2013年1月に起きたアルジェリア人質事件で、イスラム武装勢力が天然ガス精製プラントを襲撃し、現地で開発に携わっていた日揮の日本人スタッフが犠牲になったニュースは記憶に新しいだろう。外遊先のベトナムで第一報に接した安倍総 … 続きを読む

反日プロパガンダの近現代史:なぜ日本人は騙されるのか

倉山満

日本人はこんなに真面目なのに、なぜ世界の中で認められないのか。戦前は富国強兵に励んで文明国になり、日露戦争に勝って一等国になったと思ったら、あっという間の転落。戦後は敗戦の焼け野原の中から復興し経済成長をしたら「エコノミ … 続きを読む

国際メディア情報戦

高木 徹

目の前にある情報が、なぜいま、このような形であなたのもとに届いたのか、情報源からあなたまでの間にどのような意志と力が働いたのか、それを推察し見ぬくことで、世界がまったく違う姿となってたち現れてくる――。視聴者・読者という … 続きを読む

いつまでもアメリカをアテにするな!

田母神俊雄

田母神俊雄氏の主張はすべて本書のタイトルに集約されている。つまり、何でもアメリカの言う通りにしていればいいとの信仰心は捨て、「自分の国は自分で守る」という当たり前の感覚を取り戻そうということだ。だが、永田町の現状は、アメ … 続きを読む

あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ

鳴霞

「中国」と聞いて、中華料理や万里の長城、紫禁城、三国志、パンダなど、歴史や文化に根ざしたものを連想するのは、一般的な日本人として極めて普通の反応であると思う(パンダはチベット原産ではあるが)。それはいい。だが、「中共(中 … 続きを読む

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