マスコミが絶対に伝えない 「原発ゼロ」の真実

三橋貴明

2011年5月6日、菅総理大臣(当時)は突然記者会見を行い、中部電力の浜岡原発に対し、全原子炉の運転停止を要請した。代替エネルギーを準備したわけでも何でもなく、単にポピュリズムにより停止命令を下したのだ。この頃から、日本 … 続きを読む

巨大地震〈メガクエイク〉Xデー

藤井 聡

3・11の東日本大震災は、2万人近くもの犠牲者を出し、数多くの街に巨大な被害をもたらした。同時に、私たち日本国民に、私たちが暮らしているこの日本列島には巨大な自然災害の危機がつねに潜んでいるという「現実」をまざまざと見せ … 続きを読む

日本人はなぜ大災害を受け止めることができるのか

大石久和

サミュエル・ハンチントンは「文明の衝突」の中で、日本を他のどの文明にも属さない独立した文明を持った国家だと指摘した。それはそれで誇らしいと思うが、欧米の文明と同一性を見いだせないのはまだしも、歴史的に大いに影響を受けたは … 続きを読む

震災ゴジラ! 戦後は破局へと回帰する

佐藤健志

2011年3月の東日本大震災を受け、「戦後」が終わり「災後」が始まる、と語る向きがある。「災後」とは聞き慣れない言葉だが、要するに、大東亜戦争後の戦後、ここで言う第一の戦後が東日本大震災により集結し、そこから新たな戦後、 … 続きを読む

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

門田 隆将

2011年3月11日の東日本大震災発生後、未曾有の巨大津波に襲われた福島第一原発。その圧倒的な自然の猛威により全電源が喪失し、原子炉の炉心を冷却する術が失われてしまった。このまま炉内の温度が上がっていくとメルトダウン(炉 … 続きを読む

原発ゼロで日本は滅ぶ ―“非科学”福島セシウム避難の国家犯罪

中川八洋、高田純

東日本大震災発生後、放射能の空間線量を外部被曝線量とすり替えた捏造報道により被災地の危機感を煽り、また事態収拾の意欲に燃える科学者が締め出されたことにより、科学的根拠の一切ない避難区域が設定されてしまった。本書は「福島県 … 続きを読む

ぼくらの祖国

青山繁晴

「日本は第二次世界大戦での敗戦以来、戦勝国アメリカに対しずっと膝を屈し続けている。それは、かつて外国との戦争に破れたこともなければ外国からの支配も受けなかった日本が、敗戦国として律儀すぎたからだ。だから、政治家や官僚はア … 続きを読む