「軍国主義」が日本を救う

倉山 満

「軍国主義」と聞くと、途端に「軍靴の音が……」と虐殺や蹂躙などといった恐怖の対象として意図的に結びつける向きがあるが、これは明確な誤りだ。軍国主義とは「国策の最優先事項が軍事になること」を定義としており、歴史的に国家主義 … 続きを読む

田母神戦争大学 心配しなくても中国と戦争にはなりません

田母神俊雄・石井義哲

日本の戦後の歴史教育では、いわゆる占領軍の歴史を教えられてきた。その洗脳教育を受け続けてきたことにより、日本は政府までもが軍事力の意味を理解していないという国政政治の舞台で致命的な欠落を生じさせるに至った。国際政治の本質 … 続きを読む

敵兵を救助せよ! 駆逐艦「雷」工藤艦長と海の武士道

惠隆之介

1942年2月27日から3月1日にかけて、ジャワ島北方のスラバヤ沖で日本艦隊と英米蘭の連合国艦隊との間で行われた「スラバヤ沖海戦」。2月15日のシンガポール陥落を受け、英重巡「エクゼター」と随伴駆逐艦「エンカウンター」を … 続きを読む

海上護衛戦

大井 篤

日本はなぜ大東亜戦争に敗北したのかについては、『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』をはじめ、これまで数多くの書籍で検証が加えられてきた。その中で、一貫して指摘されていることは「兵站を疎かにしたこと」「戦力の逐次投入に徹し … 続きを読む

失敗の本質―日本軍の組織論的研究

戸部良一・寺本義也・鎌田伸一・杉之尾孝生・村井友秀・野中郁次郎

ノモンハン、ミッドウェー、ガダルカナル、インパール、レイテ、沖縄。これら大東亜戦争を中心に行われた局地戦において共通するものは何か。答えは言うまでもなく「敗北」である。だが、敵(米軍・英軍・ソ連軍)と比べて、兵の練度や士 … 続きを読む

いつまでもアメリカをアテにするな!

田母神俊雄

田母神俊雄氏の主張はすべて本書のタイトルに集約されている。つまり、何でもアメリカの言う通りにしていればいいとの信仰心は捨て、「自分の国は自分で守る」という当たり前の感覚を取り戻そうということだ。だが、永田町の現状は、アメ … 続きを読む

日本人が知らない世界と日本の見方

中西輝政

国際政治学ないし国際関係論とは何かと問われたら、国家間の政治や外交、戦争の歴史を学ぶものですと、曖昧ながらもそれらしい返答をすることはできる。満点ではないだろうが誤りでもないだろう。だが、京都大学名誉教授の中西輝政氏が学 … 続きを読む

戦争の常識

鍛冶俊樹

冷戦が終結し大国同士による全面戦争の危機は影を潜めたと言っても、世界各地では民族同士の地域紛争や宗教絡みのテロ行為、また尖閣諸島をはじめとする局地的な係争など、戦争の火種はいまも消えることがない。こうした世界情勢を伝える … 続きを読む

強い経済が強い日本をつくる

田母神俊雄、三橋貴明

「防衛費を増額すると平和憲法の理念に反し、また近隣諸国からの反発を招く」「日本は莫大な財政問題を抱えているから防衛費はむしろ減らしていくべきだ」など、現在の日本では経済と安全保障の密接な関係をまったく無視した亡国的な言説 … 続きを読む

武器輸出だけでは防衛産業は守れない

桜林美佐

近隣諸国からの軍事的挑発行為がますます苛烈さを増す昨今、自衛隊の国防軍昇格、集団的自衛権の容認、防衛費増額といった議論が盛んになっている。そんな中で、自衛隊の装備品供給を担う国内の防衛産業が、国防という尊い事業を遂行しつ … 続きを読む

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