中国を知悉した石平氏と福島香織氏による対談本。顕在化してきた中国経済の巨大なひずみを政治・社会・文化・外交・軍事などの多角的な面から俯瞰し、文字通り内面からえぐる形で論議が進められていく。具体的には、高速鉄道崩落事故、不動産価格急落、止まらないインフレ、身内以外は皆敵という国民性、論語に基づいた道徳の消失などの理由を看破。また、そんなハリボテ大国と付き合わざるを得ない我が国の立ち位置も提言されている。中国の「今」を知るにはピッタリ。個人的には、三橋貴明氏の韓国経済版もオススメ。
中国を知悉した石平氏と福島香織氏による対談本。顕在化してきた中国経済の巨大なひずみを政治・社会・文化・外交・軍事などの多角的な面から俯瞰し、文字通り内面からえぐる形で論議が進められていく。具体的には、高速鉄道崩落事故、不動産価格急落、止まらないインフレ、身内以外は皆敵という国民性、論語に基づいた道徳の消失などの理由を看破。また、そんなハリボテ大国と付き合わざるを得ない我が国の立ち位置も提言されている。中国の「今」を知るにはピッタリ。個人的には、三橋貴明氏の韓国経済版もオススメ。