スタバではグランデを買え!: 価格と生活の経済学

吉本佳生

喫茶店でのコーヒーの値段設定、家電量販店の出店戦略、携帯電話の複雑な料金プランなどの裏側を、実例を基にまとめた一冊。そのカラクリとは「消費者が手間をかけるのを惜しむか惜しまないか」ということ。販売や流通に携わっている人でなくても、経済活動をしていれば何となく直感的に勘づくことではあるが、卑近なトピックだけにグイグイ引き込まれてしまう。非常に平易な文体で書かれており、すらすら読めてしまうので、電車通勤のお供にピッタリだ。ちなみに、僕はドトール派。


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