北海道を守った占守島の戦い

上原 卓

終戦の聖旨から3日後の昭和20年8月18日、千島列島最北端の占守島(しゅむしゅとう)にソ連軍が侵攻してきた。同地に駐屯していた第91師団も他の日本将兵と同じく、敗戦の無念を胸に武装解除を進めていたのであったが、この急報を … 続きを読む