イスラム化するヨーロッパ

三井美奈

中東・北アフリカ系移民2世、3世をはじめとした欧州人が、中東に渡り、アル・カーイダやイスラム国に参加するケースが増えている。彼らにはいくつかの共通点がある。その多くは定職がない、イスラム教に帰依する前は軽犯罪に手を染めた … 続きを読む

政府はもう嘘をつけない

堤 未果

「ですが、目を開けてよく見て欲しいのです。わかりやすい善意の裏に何が隠されているのかを。2008年以降、国際メディアがなかったことにしようとしていた〈真実〉こそが、世界中の99%に知らされるべきなのですから。(中略)パナ … 続きを読む

沈みゆく大国アメリカ

堤 未果

年間150万人が自己破産者となる国、アメリカ。自己破産の理由のトップは「医療費」だ。アメリカには日本のような「国民皆保険制度」がなく、市場原理が支配するため薬も医療費もどんどん値上がりし、一度の病気で多額の借金を抱えたり … 続きを読む

謎の独立国家ソマリランド

高野秀行

日本ではすっかり「海賊」というイメージが定着してしまっているソマリア。こうなってしまった背景には、ソマリア沖ならびにアデン湾における海賊行為が国際問題化したことにより海自艦艇が派遣されたという報道から来ているものであるが … 続きを読む

アヘン王国潜入記

高野秀行

タイ・ラオス・ビルマ(現ミャンマー)にまたがる世界屈指の麻薬地帯ゴールデン・トライアングル。その中でもっとも多いアヘン生産量を誇るというビルマのワ州にて、実際にケシ(アヘンの原料)の種まきから採集まで携わった著者の高野秀 … 続きを読む

歴史から考える 日本の危機管理は、ここが甘い 「まさか」というシナリオ

上念司

どうして今の日本はこうなってしまったのか。その答えを導くカギは、普段信頼できる情報源として接しているメディアの裏側を垣間見る努力をすることにある。「まさか、そんなこと絶対にあり得ない」という思い込みを脱し、リアルで生々し … 続きを読む

政府は必ず嘘をつく アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること

堤未果

「気をつけて。これから日本で、大規模な情報の隠ぺい、操作、統制が起こるよ」。9・11の同時多発テロ後、通常ではあり得ないスピードで成立した愛国者法を担保に、アフガニスタン、イラク戦争へと突き進んだ米国と同じ状況が、3・1 … 続きを読む

ルポ 貧困大国アメリカ

堤未果

いまや神話となった「アメリカンドリーム」に押し潰される形で、下層階級のみならず中流層までもが貧困へと転落していくアメリカ社会のリアルな現状を綴ったルポルタージュ。本書とその続編(ルポ 貧困大国アメリカ II)にて、物価高 … 続きを読む