白洲次郎 占領を背負った男

北 康利

第二次大戦終結後、新憲法制定の現場でGHQとの壮絶な立ち回りを演じた白洲次郎の一生を描いた力作。吉田茂の懐刀として終戦連絡事務局次長を任された次郎は、“民主化”を謳いつつもその実日本を二度と国際舞台に立たせまいとする民政 … 続きを読む