ベスト・パートナーになるために

ジョン・グレイ

なぜ男性と女性は分かり合えないのか。なぜ男性と女性はすぐちょっとしたことでいがみ合うのか。答えは簡単だ。お互いが根本的に違った人種だということを理解していないから、つまり「男性は火星人で、女性は金星人である」ということを … 続きを読む

女子と愛国

佐波優子

ここ数年で、シュプレヒコールをあげながら繁華街を練り歩く一団を目にする機会が多くなった。メディアで主に取り上げられるのは反原発・脱原発を訴える集団であるが、注目すべきは日の丸を掲げ「日本を守ろう!」とか「日本は素晴らしい … 続きを読む

国際メディア情報戦

高木 徹

目の前にある情報が、なぜいま、このような形であなたのもとに届いたのか、情報源からあなたまでの間にどのような意志と力が働いたのか、それを推察し見ぬくことで、世界がまったく違う姿となってたち現れてくる――。視聴者・読者という … 続きを読む

64(ロクヨン)

横山秀夫

D県警に勤務する三上は、かつて刑事部にその名を轟かせた敏腕刑事で、いずれは刑事部長の椅子に付くと目されていたほどの男だった。だが、そんな中、警務部秘書課の広報官への異動を命じられ、県内で発生した事件・事故の発表をめぐって … 続きを読む

いつまでもアメリカをアテにするな!

田母神俊雄

田母神俊雄氏の主張はすべて本書のタイトルに集約されている。つまり、何でもアメリカの言う通りにしていればいいとの信仰心は捨て、「自分の国は自分で守る」という当たり前の感覚を取り戻そうということだ。だが、永田町の現状は、アメ … 続きを読む

日本人が知らない世界と日本の見方

中西輝政

国際政治学ないし国際関係論とは何かと問われたら、国家間の政治や外交、戦争の歴史を学ぶものですと、曖昧ながらもそれらしい返答をすることはできる。満点ではないだろうが誤りでもないだろう。だが、京都大学名誉教授の中西輝政氏が学 … 続きを読む

2014年 世界連鎖破綻と日本経済に迫る危機

三橋貴明

「筆者にとって、2013年はデフレ脱却という希望がしぼんでいく1年であった」と、ため息混じりに論を進めていく三橋貴明氏。安倍政権発足後、アベノミクス第一の矢(金融政策)と第二の矢(財政政策)でようやく景気回復の緒が掴めた … 続きを読む

英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

ヘンリー・S・ストークス

著者のヘンリー・S・ストークス氏が子どもだった第二次世界大戦の頃、故郷の町をアメリカ軍の戦車隊が通り過ぎていったことがあった。笑顔で子どもたちにお菓子を投げるアメリカ兵の姿を見て、ストークス氏は、アメリカは強大な力で世界 … 続きを読む

まともな日本再生会議:グローバリズムの虚妄を撃つ

中野剛志、柴山桂太、施光恒

バブル経済が崩壊してから現在に至るまで、「改革! 改革!」の大合唱のもと、日本社会のさまざまな制度や慣行の変革が行われるようになった。その改革の下敷きとなるものが「グローバル・スタンダード」。日本はその旗印のもと、世界の … 続きを読む

日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ

安倍晋三、百田尚樹

内閣総理大臣・安倍晋三氏と小説家・百田尚樹氏による対談集。かねてから百田作品のファンだったという安倍氏と、雑誌「WiLL」に安倍再登板を望む論文を掲載していた百田氏。その両氏が「WiLL」の企画で二度にわたって対談を組み … 続きを読む