米中抗争の「捨て駒」にされる韓国

鈴置高史

韓国の米中二股外交が破綻を迎えている。在韓米軍に国土を守ってもらいながら、その一方で中国に傾斜していった韓国。そのあまりに露骨な二股ぶりに米国が怒り出した。離米従中路線の言い訳に使ってきた「慰安婦問題」は2015年末の日 … 続きを読む

中国4.0 暴発する中華帝国

エドワード・ルトワック

2000年以降の中国は「チャイナ1.0」「チャイナ2.0」「チャイナ3.0」というように、ここ15年の間に3度も政策を変更してきた。英国の対外政策は30年ごと、ドイツは50年ごと、ソ連は30年ごと、プーチンのロシアは20 … 続きを読む

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

池上 彰、佐藤 優

国家においては、政治も軍事も経済も科学技術も、あらゆる力を総合しなければ生存できないのだが、いまの日本は世界からズレている。ズレた日本に暮らす私たち日本人は、あらゆる力を使って生き延びねばならない。とりわけ情報力、分析力 … 続きを読む

「中国の尻馬」にしがみつく韓国

鈴置高史

2015年秋、日本と韓国は完全に異なる道を歩き始めた。日本は安全保障関連法を成立させ、米国をはじめアジア・太平洋諸国とTPPの創設に合意。いずれも米国や「海のアジア」と手を組み、膨張する中国を封じ込めるのが目的だ。一方の … 続きを読む

日本人が知らない地政学が教えるこの国の針路

菅沼光弘

日本では、安全保障の問題を憲法違反だとか違反ではないとか、国内法的な観点からのみ議論している。だが、いま議論しなければならないことは、第一に、日本を取り巻く東アジアの政治・軍事情勢が、経済問題を含めてどうなっているかとい … 続きを読む

「独り相撲」で転げ落ちた韓国

鈴置高史

「日本を貶めることで国民からの喝采を得る」「日本との関係が悪いからと言い募り、米国の反中包囲網に加わらない言い訳にする」「中国のお先棒を担ぐことでその歓心を買うと同時に、反日・卑日の威力を増す」。韓国はこの3つの反日・卑 … 続きを読む

「三面楚歌」にようやく気づいた韓国

鈴置高史

2014年7月の中韓首脳会談で、朴槿恵大統領は習近平中国国家主席と一緒になって日本の集団的自衛権の行使容認を批判した。中国に接近する姿勢を鮮明にした韓国に対し、米国は激怒し「このままでは中国の属国に戻るぞ。それでいいのだ … 続きを読む

イスラム国の正体

黒井文太郎

そのルーツはイラク戦争にあった。戦後、反米テロが吹き荒れる中、もっとも激しいテロを行っていたのがアブ・ムサブ・ザルカウィ率いる「タウヒード・ジハード団」。米軍だけでなくシーア派住民を標的にしたテロを活発に行なう一方、外国 … 続きを読む

日本人の知らない「クレムリン・メソッド」-世界を動かす11の原理

北野幸伯

著者の北野幸伯氏は、あとがきにて以下のようなメッセージを読者に送る。「世界に誇れる自立国家日本をつくっていくためには、私たち自身がこの国の主権者として、世界の大局を理解し、日本を正しい方向に導いていく力を身に付けなければ … 続きを読む

世界を操る支配者の正体

馬渕睦夫

イギリスの地政学者マッキンダーは「東欧を支配するものがハートランドを制し、ハートランドを支配するものが世界本島(ユーラシア大陸)を制し、世界本島を支配するものが世界を制する」と喝破した。そのハートランドの核をなすロシアと … 続きを読む